スマートシティ・インスティテュート&Publitech特別勉強会@会津若松を開催しました。
テーマは、みんながわかる「自治体のDX」と「世界のスマートシティ」の現状について。
場所はスマートシティAictで、行政関係者、議会関係者、民間事業者など様々な方々が参加されました。
まずは、南雲岳彦氏(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート理事)より、スマートシティに関する考え方と海外の先進事例についてお話頂きました。
エストニアやバルセロナの事例を取り上げ、南雲氏の直接現地で得られた知見も含めて紹介されました。
ポイントは、スマートシティという形ではなく、なんのためにスマートシティを実現するのかという哲学であり、ウェルビーイングという点がポイントです。
特に、バルセロナの事例では、まちづくりの中で車が入れない道路をブロックごとに作ることで、街に賑わいが生まれ、その後テクノロジーを合わせていくという過程が会場の皆さんの関心を引いていました。
続いて、一般社団法人Publitechの代表理事の菅原直敏より、自治体DXについてお話をさせて頂きました。
磐梯町CDOとしての実践も踏まえて、自治体でのDX推進へのプロセスをご説明しました。
藤井靖史氏(公立大学法人会津大学産学イノベーションセンター客員准教授に加わって頂き、会場の皆さんも交えたディスカッション。
テクノロジーよりも、本質的な幸福とは何かという議論が展開されていきました。
改めてテクノロジーは手段であり目的ではないという点を共有する会となりました。
今後も一般社団法人スマートシティ・インスティテュートとともに様々な取り組みを進めてていきたいと思います。