【一般社団法人パブリテック活動レポート】(2019.7.29〜8.25)
一般社団法人Publitechの活動報告を共有させて頂きます。
1.トピック
●パブリテックシティネットワークや共感サポーターの首長によるチャットグループができました。既に存在する議員ネットワークも含めて、あらゆるレイヤーでパブリテックの取り組みの情報を共有し、ネットワーク化をはかり、テクノロジーで共生社会を共創していきたいと思います。
2.活動の報告(2019年7月29日〜8月25日)
●第1回パブリテックスクエア+(7月31日)
高野明彦氏(株式会社メンバーズ 取締役 兼 常務執行役員)に「デジタル時代のクリエイティブ人材が日本社会の未来を創る~デジタルクリエイター10万人輩出計画~」というテーマでお話し頂きました。
●パブリテック深圳ツアー開催(8月6・7日)
https://publitech.jp/2019/08/14/shenzhen10/
●第3回パブリテック交流研修会(8月8日)
8月8日、隅屋輝佳氏(一般社団法人Pnika代表理事、一般社団法人Publitech理事)をお招きし、第2回パブリテック交流研修会を開催いたしました。
3.イベントの告知
●第2回パブリテックスクエア「ポスト申請主義〜テクノロジーで手のひらに全ての福祉を~」
【内容】
今回テーマは、「ポスト申請主義」です。これは、行政の申請業務をテクノロジーなどを活用して利用者目線に設計し直すことで、誰もが自分らしく生きられる社会をつくるパブリテックな取り組みです。
国や地方自治体などの公官庁は、税や保険料などの徴収事務については、プッシュ型で常にリマインドを送ります。そのため、私たちは常に国や自治体への義務を果たそうと努力します。
一方で、本来であれば私たちのセーフティネットである福祉や社会保障の制度の多くは、私たちが申請しなければその恩恵を受けることができないプル型になっています。そして、このことにより、本来であれば公的援助によって自分らしく生きられる個人が、適切な制度にアクセスできない現状が散見されています。
パブリテックの価値観では、20世紀は個人が行政に合わせる画一性の時代、21世紀は行政が個人に合わせる多様性の時代であり、その際に重要な要因となるのがテクノロジーであると考えています。
今回は、ソーシャルワーカーの横山北斗さんから、申請主義を取り巻く現場の現状をお話し頂きます。続いて、株式会社Grafferの石井大地さんから行政手続きのデジタル化の取り組みについてお話し頂きます。最後に、横山さんと石井さんをパネリストにお迎えし、社団代表理事の菅原直敏のモデレートで、会場の参加者と対話しながら、ポスト申請主義におけるテクノロジーの活用について知って、考えていきたいと思います。
【講師略歴】
横山北斗|NPO法人Social Change Agency代表理事 .社会福祉士
大学卒業後、ソーシャルワーカーとして医療機関にて患者家族への相談援助業務に従事。
2015年NPO法人Social Change Agencyを設立。 NPOや企業の福祉的事業の立ち上げ支援を行うコンサルティングや社会福祉専門職の事業構想力を高める通年の研修事業を行う。
日本福祉教育専門学校 非常勤講師
文京区 地域福祉活動計画 委員
石井 大地 |代表取締役CEO
東京大学医学部に進学後、文学部に転じ卒業。
2011年に第48回文藝賞(河出書房新社主催)を受賞し、小説家としてプロデビュー。
複数社の起業・経営、スタートアップ企業での事業立ち上げ等に関わったのち、株式会社リクルートホールディングス メディア&ソリューションSBUにて、事業戦略の策定及び国内外のテクノロジー企業への事業開発投資を手掛けたのち、2017年に株式会社グラファーを創業。
【日 程】2019年9月24日(火)19:00~20:30
【場 所】都内(近日決定)
お申し込みなど詳細はこちら
https://eventregist.com/e/iyfzf2vjzeaw
●ヘルスケアこそが地域企業・社会の活力の鍵 -産官連携によるこれからのヘルスケアのあり方-
社団の理事である吉田雄人さんより、パブリテックなイベントのご案内があります。この告知の下に社団の方々のための割引コードも付記させて頂きました。
【日程】8月29日、19〜21時
【場所】SHIBAURA HOUSE
【内容】
健康経営や働き方改革が叫ばれる昨今、依然として膨大なタスクに追われながら生活リズムや体調を崩し、仕事の生産性が下がり上手く働けず、鬱や休職に追い込まれる方が後を絶ちません。
生産性向上のための「ヘルスケア」への関心はより高まり、各社企業での取り組み事例も増え続けていますが、もはや1企業内の問題ではなく地域企業・社会全体の課題として取り残されています。
吉田雄人ゼミ(https://ggr.co.jp/seminar/)では
この地域・社会課題に対して今、改めて個々人の生産性向上のための「ヘルスケア」とは何か、さらに企業内だけでなく地域企業・社会全体の生産性向上のための「ヘルスケア」の可能性を議論する公開講座を開催します。
当日は株式会社 FiNC Technologies代表取締役社長 溝口様(https://company.finc.com/)を講師にお招きし、FiNCによる次世代型ヘルスケアの実例を学びながら、個々人のパフォーマンス向上が企業内だけでなく地域の企業全体さらに社会全体の生産性の向上に寄与する可能性を産学連携の観点を元に参加者全員でディスカッションを行います。
地域企業・社会全体の生産性向上に向けた「ヘルスケア」の可能性について、参加者全員で理解を深めましょう。
【お申し込みと割引コード】
Peatixのページからお申し込みください。
https://yoshidayutozemi.peatix.com
割引コード:publitech
(500円割引になります)
4.社団のKPI
●パブリテックサポーター数…270名(前回比+10)
●パブリテック関連イベント参加者数…580名(前回比+30)
●パブリテックシティ ネットワーク(首長の共感サポーターも含む)…7自治体(前回比±1)
パブリテックシティ:鎌倉市、横瀬町、つくば市
共感サポーター:津南町町長、東浦町長、三好市長、磐梯町長
●パブリテック議員ネットワーク…37名(前回比+2)
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