CANBOT(ロボット企業)〜深圳パブリテックツアー初日③
深圳パブリテックツアー初日、3番目の訪問地は、CANBOTでした。
CAN BOTは、家庭用、産業用も含めたロボットを製造する中国の代表的な企業です。
訪問後、すぐにCANMOTの代表的な製品であるUU – U05の動作を見学しました。このロボットは、商業利用だけでなく、教育、スマートホームなど様々な分野での活用がなされています。
日本でも同種の製品としてソフトバンクのペッパー君が挙げられますが、大きな違いは、UU – U05は各パーツやソフトをモジュール化することで、様々な企業や個人が製品をアップデートしていくことが可能な点です。
例えば、ある企業が自社のキャラクターの顔に頭部を付け替えることも可能ですし、日本語対応にしようと思った場合は、日本の企業がそのソフトを開発して対応させることも理論的には可能です。サンリオと提携したHelloKittyのロボットも製造されていました。
製品見学後は、実際に開発やマーケティングに関わっている担当者による企業や製品の概要説明の後、参加者によるディスカッションが行われました。
参加企業からは、CANBOTとの将来的な連携を念頭に入れた質疑が行われるなど、次につながる訪問となりました。
また、中国がいかにAIやロボットなどの最先端の技術に力を入れているかも体感することができ、良い意味での危機感を参加者同士で共有することができました。