7月1・2日、代表理事の菅原直敏が、LivingAnywhere week@うるまに参加してきました。主催は一般社団法人LivingAnywhereが主催するイベントです。テクノロジーを活用して、人々を場所の制限から解放して、自分らしくをもっと自由にするというコンセプトは、Publitech(パブリテック)の目指すテクノロジーで人々をエンパワメントするという価値観と同じことから、社団としてもその取り組みを応援しています。なお、同社団の理事である井上高志さんは、弊社団の理事もつとめて頂いています。
会場となった旧浜中学校。
今回は、うるま市の比嘉浜島にある旧浜中学校跡地を拠点に、日中は参加者がそれぞれインターネット通信を活用した仕事を行い、夕方以降や休日の空き時間を使って、地域住民や地元企業との交流、島ならではの体験などを通じ、新たな学びや発見、仕事につながる様々なイベントを実施しました。
突き抜ける青空の下、廃校となった旧浜中学校がお出迎えをしてくれました。旧浜中学校は、人口流出の影響などもあり、平成24年に周辺の中学校7校と統合され、廃校になったとのことでした。
会場に到着するとそれぞれが思い思いのスタイルで仕事をしたり、談笑をしたり、お馴染みのLivingAnywhereの風景が広がります。島の廃校カフェとして、本島から移住してきたご夫婦が素敵な喫茶を提供してくれていました。
ホット紅茶をチョイス。このイベントのための特別な茶葉から醸された紅茶を片手に至福の時間をしばし過ごします。
会場から5分ほど歩くと、素敵なビーチが広がります。人もほとんどおらず貸切状態。ご覧の通り、透き通って綺麗な海です。これだけで来て良かったと思える空間。
ネット環境があれば、都内のオフィスで仕事するのも、浜辺で仕事をするのも同じです。青空と海の側だとテンションも上がります。PC片手に思想にふけりながら、アイディアに行き詰まったら海に浮かびます(笑)。
夕日が島全体を照らす中、LivingAnywhereはまだまだ続きます。
一般社団法人Next Commons Labの代表理事の林篤志さんとディレクターの竹内隆太さんによるポスト資本主義の取り組みのお話。
地域資源を可視化するという非常にワクワクするお話です。
LivingAnywhereらしいのが、セッションが行われている間も、後ろで子供達が走り回っていること。
お二人のお話の内容も踏まえて、みんなでワークショップを行いました。自分たちのできること、して欲しいことを可視化するワークショップです。
それぞれの意外な特性やニーズにも気づけて、場も盛り上がりました。
うるま市の比嘉浜島という通常であればあまり訪れる機会がない場所に、日本全国様々な場所から人が集まり思い思いのことに取り掛かる。
一昔前であれば、着想しても実現が大変困難であったことが、テクノロジーの力によってどんどん可能になっています。
テクノロジーを活用して人々をエンパワメントする、自分らしく生きられる社会がどんどん現実になっていることを感じることができました。
写真の一部は、一般社団法人LivingAnywhereプロデユーサー関根麗さんの撮影です。